Q、育成牧場にも2タイプあるって本当ですか!?

Q:競走馬の育成牧場は、2タイプあるって話を聞いたのですが、これはどういう意味なんでしょうか?

僕は、競走馬を扱う育成牧場で仕事がしたいと思っています。育成牧場求人就職の事について、牧場面接で、「競走馬の育成牧場には、2タイプあるからね…」という話がありました。これは、一体どういう意味だったのか!?今さらですが、すごく気になります。よかったら、育成牧場について教えて頂けませんか!?

▶回答:
おそらく、その面接をして頂いた方は、美浦トレーニングセンターや栗東トレーニングセンターの近郊にある、現役競走馬の休養や再調整運動や再調教を行う育成牧場と、北海道が中心となる生産牧場からトレーニングセンターまでの間を担う、競走馬の育成牧場の2タイプあるから…という意味だったと察します。

本来、競走馬は生産牧場で生まれ、セリや牧場内取引において馬主が決定し、その後、“①育成牧場”で初期調教を行い、美浦トレーニングセンター、栗東トレーニングセンターに入ります。その後、レース(競馬場)とトレセンを往復し、しばし“②育成牧場”で再調教や、休養を行ったりして、再び、トレーニングセンターに戻り、競馬場に出向きます。つまり①の育成牧場と②の育成牧場では、呼び名は“育成牧場”であっても、その目的が多少違いますので、求められる人材像も違ってきます。

特に①育成牧場では、生産牧場からやってきたサラブレットを、鞍をつけたり、人を乗せて走る事を教えたり…いわゆる初期調教(=ブレーキング調教=訓致調教)を主体としますので、馬に対する細かい騎乗技術(馬術)が求められるのに対して、②育成牧場では、扱う馬が現役競走馬ばかりですから、相当のパワーもあります。休養を明けてトレーニングセンターに戻す寸前では、本格的な調教を行っていきますので、調教厩務員や調教助手と同等の騎乗技術と経験が求められます。

どちらにせよ、未経験者からすぐに務める職場ではありませんが、①の育成牧場と②育成牧場の違いをおっしゃられたのだと思います。

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未経験から競走馬の育成牧場で働くには、事前に馬の専門学校や職業訓練学校で、ある程度の馬を扱う経験と馬の知識、また多少の騎乗技術を身につけておいた方が、就職してから大いに役立つと思います。(参照→馬の専門学校ブログ

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